実績と報告のページ
2006年度シーズン

2006年8月27日更新

報告書の下線付き「あり」をクリックすれば報告書が表示されます

1999年度から2001年度シーズンの山行報告はこちらです。
2002年度シーズンの山行報告はこちらです。
2003年度シーズンの山行報告はこちらです。
2004年度シーズンの参考報告はこちらです。
2005年度シーズンの参考報告はこちらです。

なお、報告に使われているルート図は、国土地理院の許可を得て、杉本智彦さんのフリーソフトKASHIMIR-3Dを使用し、「山旅倶楽部」のオンライン地図を利用して作成しています。

・ 会山行と個人山行は区別していません。
・ GPSトラックの欄の○をクリックするとGPSトラックのデータのページを新しいWindowに開きます。そちらも参考にしてください。

日程 場所 担当/
リーダ
内容抜粋 報告書 写真/ビデオ GPS
トラック
2005.10.30 ビーコン練習 小久保   作成中    
2005.11.19-21 立山 田中 40分ほど待った後、少しだけ視界が良くなったので剱沢へ入る。雷鳥沢は人であふれていたのにもかかわらず、それまで視界が悪かったためか、剱沢はほとんどトラック無し。標高差100mほどであったが、気持ちよい浅めのパウダー!視界も更によくなったため、登り返してもう1本。    
2005.12.17-18 奥志賀ゲレンデ 曽我部 宿はすばらしい雰囲気で、シーズン初めならの破格の宿泊料。夕食もVery good。 夕食後は持ち寄った酒とつまみで大宴会+暖炉横のテレビで本日撮ったビデオの鑑賞会など。全て幹事の曽我部さんの事前の計らいで感謝感謝。     
2005.12.29-31 山形蔵王ゲレンデ 早川 蔵王スキー場は早川さんのホームゲレンデです。リーダー早川さんの案内で全コースを滑りました。少し小雪が降っていました。今年は例年になく雪が多く、雪質も申し分なしです。昼食を除けば、ほとんど滑りっぱなしでした。    
2005.12.30-1.1 乗鞍岳 大坪 11時いよいよ滑走開始。まず、大坪さん、次いで小林さん、和田さん、最後に私。雪が程良く締まり、雪重からず深からず、シュカブラもほとんどなくスキーが軽快に走る。実に雪質が良く斜面も程良い傾斜で絶好のバーンだ。気分爽快!! 皆、快適に滑って大満足の様子。ただ、灌木の立つ地点からは、雪質次第に重くなり、それほど軽快には走らないが、満足度の高い滑走だった。11時半、テント場到着。    
2005.12.30-1.2 槍ヶ岳飛騨沢 長坂 200m程下降したあたりから、少し重いが念願のパウダー。場所々で雪質が刻々と変わり、滑りが非常に難しい。5月のように2,800m地点からの、いっき下降は不可能であった。見上げると、飛騨沢には3人だけのトレースだけであり、またまた貸し切り状況であった。    
2006.1.4-7 ニセコ 金井 大沢の入口にパトロール(新谷さん)が立っていて、雪庇の出来ている下の斜面を横切らないように、きょうは尾根を越えて向こうの沢にははいらないことなど注意された。スキーを担いで50メートルほど登り、斜面に入って行く。素晴らしい雪質! 北海道の小野田さんが「いい雪だねー!!」と絶賛する。    
2006.1.7-9 白馬天狗原 村上 それでも雄雄しくスタート。先行組は既に姿も見えず。リーダーの叱咤、激励を受け両足を踏ん張り、息を切らしながら、何とか踏ん張りジリジリトと下降。下るにつれ徐々に大胆になり、急斜面をトライし、何とか下り切る。    
2006.1.19-21  斑尾山オフピステ 奥村 高度差300mは木立のない急斜面。奥村さんの説明では最大傾斜40度とのこと。前に乗り込みスピードがついたところで、身を起こすとスキーの先端がふわっと空間に姿を出す。シャモニーのガイドに教わったペダル操作を行うと、スキーが右へ左へと曲がってくれる。愉快!愉快     
2006.1.20-21 東吾妻 村上 慎重に降り口を選んで滑り出す。すぐに樹間もまばらになり、雪質柔らかく重からず深からず、スキーが程良く回転する。快哉と思いつつ森の中を気持ちよく滑りながらどんどん下降する。やがて樹間が狭まって滑れなくなり、もっと滑りたいと思いつつ、樹林を延々と歩き続けているうちに下の道路に着いた。登りに比べて滑走距離が短く、滑り足りない思い……。    
2006.1.20-22 八甲田 山本 偽田茂萢岳に登って前岳との鞍部を登って抜ける。ハイライトの前岳の手前斜面、広くて傾斜があって良い斜面だが視界が悪くてコースの全貌が見渡せない。でもこの時期ここに集まるメンバー、皆足に自信があると見えて我先に飛び出していく。
2006.1.28-29 妙高集中 土屋班 2006年1月28日13時頃、新潟県妙高市の妙高高原・前山(標高1,932m)の1,800m
付近で表層雪崩が発生し、当会の会員3名が負傷いたしました。
この事故に際し、多くの方々のご協力をいただき負傷者を迅速に病院へ搬送すること
ができましたことに心からお礼を申し上げます。それと同時に、多くの方々にご迷惑をお
かけしたことを深くお詫び申し上げます 

雪崩報告書
を参照

   
2006.1.28-29 妙高集中 深井班 昼食後12:10先程のトレースを使い登り返し。定時連絡の為1,780m地点で小休止。 13:00頃木村が緊急無線を受信。「押川さん負傷、倉崎さん負傷、清水さん結構やばい」。それ以降無線では連絡とれず。    
2006.1.28-29 妙高集中 上林班 約2時間経過した所で標高は920m。一度沢に下りたとはいえ国民休暇村の標高が810mなので、2時間で110mしかかせいでいない事になる。休憩を取り全員の意見を聞いた上で、関温泉スキー場に戻って深雪滑走をする事に決定     
2006.2.10-12  吾妻三山 村上 17:27 ようやく姥ヶ原についた。風が強く、夏道の板道が見えているところがある。標識もあり急に人間臭い景色となった。しかし風が強く周りはかなり暗くなった。    
2006.2.18-19 安達太良山 上林 山頂の道標前で集合写真。その後、つぼ足ですぐ上の本当の山頂に向かう。雪はそんなに堅くもなく、軽いキックステップで上ることができた。山頂は360°の大パノラマ。猪俣さんの説明で山座同定。那須連峰、磐梯山、飯豊山、吾妻連峰、何も言うことはない。この山の上の青い空がまさに「ほんとうの空」なのだ。    
2006.3.4-5 御嶽山 長坂 2時山頂到着。殆ど風もなく快晴。御嶽神社奥宮が鎮座する剣ヶ峰からの眺望は、言語を絶するほど素晴らしい。乗鞍岳、中央アルプス、南アルプス、そして富士山までが一望のもとに眺められ、雪山の荘厳な美しさにしばし打たれた

   
2006.3.4-5 西吾妻 大坪 他人のトレースを滑るのはよいが、その場合でも自分で判断をするべきである。自分の信念を持ち、それに従わないと右往左往する事になるだけ。また下りすぎを防止する為、トレースに付いて行くだけで無く、自分で限界高度を決めそこに達したら慎重に滑り、行動すべきである。 

   
2006.3.5 かぐら中尾根 小久保 谷川連峰の大パノラマを背に快適にシール登高、途中稜線に雪庇が張り出している地点では、メンバー間の間隔を広げ迅速に通過。中尾根分岐の1,984m地点に到着 

 
2006.3.11-12 西吾妻 石黒 やや傾斜がきつく(20度ほど)なった北西斜面で弱層テストをする。最初に全員でルッチブロックテストを実施。スキーを履いた中館さんがブロックの上にのると、表層から3〜4cmのスラブがすぐにずり落ちたが、あとは何度かジャンプしてやっと25cmと60cmのくらいのところで雪層がずれる感じだった 

   
2006.3.18-21 栂海新道 村上 天候は変わらずで、回復の見込みはなし。雪面から巻き上げられた雪が吹き付けますが、降っている雪は少ないようです。動きが取れないほどの風雪ではなかったので風の間合いを見て9時下山することにしました 

   
2006.3.18-19 守門岳 石黒 リーダーが雪庇には近寄らないようにと注意する。尾根の斜度は大した事無いが、滑り始めの斜面が少しきつい。左の沢に滑落したくないし右に寄れば雪庇だしと思っていると、先頭のサブリーダーがどんどん右の雪庇に近づきながら滑っていく。他の皆で大声を張り上げたり、ホイスッルを吹いたりしたが全然気づかない様子 

   
2006.3.25-26 十石山 上林 全員揃って坪足5分で十石山頂上へ。2,500mからの360度の眺望は素晴らしいの一語。こんなにも濃いブルーの雲ひとつ無い晴天の空に、双六や三俣蓮華をはじめ穂高の山並みに連なって遠く槍の穂先が見える。東の彼方には浅間山、蓼科山から八ヶ岳連峰、南に目を転ずれば木曽駒ヶ岳、東には白山連峰、そして目の前には勿論剣ヶ峰はじめ乗鞍の山々が、青空に白く輝いている。それはそれは贅沢といえるほどの素晴らしい景観であった 

   
2006.3.25-26 妙高火打山周辺 深井  11時ごろ外輪山の稜線まで登りきる。快晴なので本当に山々の眺めがきれいだ。三田原山から黒沢池におりていく斜面は沢の中も尾根の上もまずまずの雪質で、美しい樹林帯の中を快適に滑れた。黒沢池でお昼休憩。広い雪原の真中でのんびりと景色を眺めながらの昼ご飯は本当に気持ちよかった     
2006.3.26  平標山  小久保 山頂より直接ヤカイ沢へ滑り込むのは無理と判断し、一度山頂より北側に少し下りそこから大きく回りこんでトラバース気味に沢に滑り込んだ。沢の頭に降りたところで木村さんを先頭に滑降開始     
2006.4.1-2 巻機山 石黒 山頂直下は快適とはいえないがまずまずの雪質だ。が、それもニセ巻機の上部までで、その下は重い重い悪雪が待っていた。前日気持ちよさそうに滑り降りてきたパーティーを見ていただけに、残念
2006.4.7-10 知床岳・藻琴山 三浦忠 下山は頂上台地よりカモイウンベ川右俣源頭へ。青いおだやかな海に国後島が浮かぶ。おちゃちゃ山がきわだって白い。海に向かってドロップ、広いカールの急斜面、締まったいい雪、凹凸なし1,000m→450m位まで圧巻だった!
2006.4.8-9  雨飾山・大渚山  上林  キャンプ場手前の1,130m付近の平坦地にテントを設営し、身軽になり11時すぎに雨飾山へ出発。水分の多い重たい雪の中をラッセルしながらP4をめざす    
2006.4.9 柄沢山 錦織 途中から左に曲がって沢に出ると、木々が美しく散在するきれいな空間が開けた。ちょうど天気も回復してきて視界もよくなり、とても気持ちがよい。700m地点くらいまで滑り降り、再度登り返して春のパウダースキーを楽しんだ
2006.4.9 平標山(仙ノ倉、シッケイ沢敗退) 田中 1人ずつ滑降する。写真も撮られるので緊張する。上ってきた稜線は滑りにくいので谷の真下に向かう。アイスバーン地帯を過ぎるとパウダーを華麗に滑る人が多い。さすがランドネ
2006.4.10-24 スイス・ベルナーオーバーランド オーバーアールヨッホ小屋(3,256m)へ向う途中ボーダーガルミホルン(3,517m)の頂きまでスキー登高する。この頂上からのスイス全方向の眺望は今回のベルナーオーバーランドの中で一番すばらしいものであった。バリス山群の雄、マッターホルンも見える。
2006.4.14 富士山吉田口 木村 3,150mまで登り詰める。予定の時刻を過ぎたので、登行中止し、滑走準備をする。風も強まり曇って来たが、まだ視界は下まで利く。バーンはアイスバーン状で硬く、スリップする
2006.4.22 白馬乗鞍 上林 ロープウェイ駅を出た所で雪質チェック。新雪70cm位。その下にザラメ雪。スコップ押しで崩れを確認し、金山沢の予定を変更し白馬乗鞍岳往復とした
2006.4.22-23 立山 錦織 雷鳥荘は2階まで雪に埋まっている。玄関は完全に地下入り口である。昨年は雪に埋まっていたのは1階だけだったので、やはり今年は積雪が多い。雷鳥荘の温泉は大日岳が見える素晴らしい展望檜風呂に改装されていた。
2006.4.30−
5.4
双六岳周辺 小久保 一昨日までの風雪のおかげで、双六カールの大斜面を、真っ白なノートラックの状態で2人占めすることができた。同様に弓折岳からの標高差400mの斜面もほぼ独占できた
2006.5.1−5.6 日本オートルート 村上 、三俣蓮華岳を目指してゆるい傾斜を登って行く。ここから見ると三俣蓮華岳や双六岳が屏風のように聳えている。黒部五郎岳を振り返ると急峻なカールに我々の付けたシュプールが輝いて見える。風は微風。最高の気分である。
2006.5.3−5.6 蓮華温泉周辺 木村 12:40ついに登頂。瀬戸川から標高差1,300m、5時間余りのアタックだ。頂には数パーティのみ、雪倉岳とは雲泥の差だ。風が強いので、早々に滑走準備に取りかかる。一人一人思い思いにシュプールを描く。気分爽快。ザラメの質が良く、スキーが走る。
2006.5.3−5.8 北海道十勝岳周辺 三浦 林道上でも風は強く、目指すオプタテシケ山は雲の中で、山頂到達は厳しそうな予感。沢を右手に見ながら徐々に高度を上げる。
2006.5.5-5.7 鳥海山 田中 山頂で写真を撮った後、12:40滑走開始。雪は適度なザラメで滑りやすい。広大な景色を見下ろしながらの滑走は最高。
2006.5.13-14 尾瀬燧ケ岳 小久保 相変わらず回りはガス、熊沢田代には10時過ぎに到着。ルートを頂上へ直登に取るも、2,100m付近で雪は切れ這松・石楠花のブッシュとなる
2006.5.12-15 北海道羅臼岳 三浦 頂上は雪がなく1,565mまで登り、熊の湯を目指して滑ろうかと先生は考えていましたが、今回車が1台であることと、ゲートが午後3時半で閉められてしまうことを等で駐車場に降りることになりました。残念。上部は、ザラメでよく滑る
2006.5.21 白馬大雪渓 滑降には斜度も緩く、ザラメ雪で滑りやすい。針ノ木岳よりも良いという声もあった。14時1,950m地点で休憩
オフシーズン
2006.8.13-14 一ノ瀬川・大常木谷 沢登り 上林 モミジ沢の手前の釜を持った滝は2週間前に釜から滝に上がれなかったので再度挑戦。ホールドが逆層気味で釜の中のスタンスが乏しく、上からの水流もきつくて苦戦したが、水流の中の左にスタンスを見つけて何とか釜から這い上がって登れた。簡単に巻ける所だが随所で遊びながら登るのが実に楽しい。       
日程 場所 担当/
リーダ
内容抜粋 報告書 写真/ビデオ GPS
トラック

更新履歴
・ H18.08.27 1月:八甲田、斑尾  GW: 日本オートルート、蓮華温泉周辺  8月:一ノ瀬川・大常木谷(沢登り) 報告追加
・ H18.07.22 4月:平標山  GW: 双六岳周辺、北海道十勝岳周辺、鳥海山  5月:燧ケ岳、羅臼岳、白馬大雪渓 報告追加
・ H18.06.18 1月妙高集中・赤倉岳・前山 3月火打山周辺、平標山 4月:雨飾・大渚、富士山吉田口、白馬乗鞍、柄沢山、巻機山、知床岳、スイス、立山周辺 報告追加

・ H18.04.27 1月神奈山 3月:御嶽山、西吾妻二件、神楽、栂海新道、守門岳、十石山 報告追加
・ H18.03.18 1月:ニセコ・東吾妻・白馬天狗原・飛騨沢/2月:安達太良山/吾妻三山縦走 報告追加
・ H18.03.04 11月:立山/12月:蔵王・乗鞍 報告追加
・ H18.01.24 レイアウト作成