2006年4月 白馬乗鞍岳 会山行報告(白馬金山沢より変更)

4月22日(土)

ロープウェイ自然園9:40―白馬乗鞍岳―天狗原13:15―14:00ゴンドラ栂池高原

前夜、栂池高原スキー場ゴンドラ駅前の駐車場でテント仮眠。当日6時起床。朝食後の出発前に、遠藤がシールを家に忘れてきた事がわかる。
ロープウェイが除雪のため30分位遅れて、霧の中を発車。乗車中に霧が晴れて、山が見えてきて「ウオー」と声が出てしまった。自然園下車後、改札口で係員が乗車客全員を集めて、今日の山の状態説明がある。「昨日70cm雪が降って、雪の状態は最悪なので注意して下さい」と言っていた。ロープウェイ駅を出た所で雪質チェック。新雪70cm位。その下にザラメ雪。スコップ押しで崩れを確認し、金山沢の予定を変更し白馬乗鞍岳往復とした。
遠藤のみツボ足で全員出発。しかし、みるみるうちに差が出来て、後は天狗原で会うまで遠藤一人行動となる。スノーシューとワカンの足跡を追いながら歩いたが、時々膝上まで潜ってしまった。シールの威力が見にしみた。
11:15天狗原着。白馬乗鞍岳へ大勢の先行者がアリの様に登って行くのがわかる。行動食を食べながら滑降者を見ていたが、向って左側の急斜面を滑降後に、小さな雪崩が発生していた。風も弱く、天気も上々でこんな天狗原は初めてだ。


白馬乗鞍岳山頂

天狗原で小久保、上林さんと合流後、相談の結果、明日の天気が悪くなる様なので、今日で終えて帰る事とする。上林、遠藤、小久保の順で滑り出す。重い雪の中、上林さんは華麗に滑って行く。遠藤は転ばずに滑るのがせいいっぱいで、林道に下りた所で1回転の転倒をしてしまった。栂池温泉に浸って、道の駅でソバを食べて無事大宮に帰った。小久保さん、上林さんありがとうございました。 感想:装備の事前チェックの甘さを、身にしみて感じました。

(遠藤 記)