1月19日(木)の朝、毎日が日曜日の横浜2名が八王子多摩御陵で奥村さんに合流、斑尾高原スキー場に向う。翌20日新幹線をバスで乗り継いで到着した杉村・栗原さんと合わせたシニアー組みは、ゲレンデの深雪を終日楽しむ。
1月22日は土曜日なので夜行バスで大勢のスキーヤーが到着したが、大きなゲレンデに入ると混雑は目立たない。斑尾山最高部へ向う13号リフトの終点に降り立つと、妙高・黒姫山から野沢・北志賀の山並みが一望。
お目当ては斑尾山からのオフピステ。斑尾山への尾根筋に出て、シールを付ける。栗原さんはシール持参でないがつぼ足で約30分1,382mの山頂に至る。ココアとチョコレートを味わい、半ジモッチーの奥村さんが「さー、行くぞ」と山頂から東斜面の深雪に飛び込んで行く。
高度差300mは木立のない急斜面。奥村さんの説明では最大傾斜40度とのこと。前に乗り込みスピードがついたところで、身を起こすとスキーの先端がふわっと空間に姿を出す。シャモニーのガイドに教わったペダル操作を行うと、スキーが右へ左へと曲がってくれる。愉快!愉快!
やがて樹林帯を抜けて、沢に降り立ち、左岸をトラバースしながら1,050mのコブで、前日楽しんだ樹林中のトレースに合流し、ゲレンデ中間のモーグルコース下端に至る。昨年に続いて斑尾のゲレンデを飛び出したこのオフピステはお手軽でとても楽しいが、雪崩には充分注意することが肝要だ。
(大坪 記)