白馬鑓温泉 個人山行

白馬鑓温泉

概要

日程:2024年 4月20日(土)
参加者:角田
天候:晴れ

二股7:10=猿倉8:40…小日向のコル11:05…鑓温泉13:00-小日向のコル16:00-猿倉16:30=二股17:00

4月20日(土) 白馬鑓温泉

 テント山行の会山行として企画をし、鑓温泉にテン泊して翌日白馬鑓が岳に登る予定であった。しかし週末の天気予報が良くなく、参加予定者と話して水曜日に決行するか最終判断をしようということになる。その後予報は好転し、土曜日はまずまず日曜日は午後から崩れる予報になる。そのような中で当初の参加予定者は、天気を気にしてか、または猿倉までのシートラが嫌だったのか、今回はキャンセルということになる。ならば一人で温泉に浸かってこようかということで土曜日ワンデイに変更して決行をした。今年は雪が少なく、また除雪車も大型を導入したようで、二股から猿倉まで綺麗に完全除雪されている。この時期には多くの山スキーヤーはマウンテンバイクや電動自転車を利用して猿倉にデポしているようだ。ならば私も昨年折り畳み式変速機付き自転車をジモティで安くゲットしたものがあり、それを車に積んで二股に行くことにした。流石に登りは自転車に乗るのはわずかで、猿倉まで自転車を押して登った。猿倉に到着した時には、ちょうどガイドツアーの4人組が太い車輪の電動バイクで楽々登ってきたようだ。聞くところによると白馬にレンタルバイク屋があり、そこで借りたとの事。そうか、その手もあると気付かされた。猿倉からは雪がしっかりとあり、今年は登山道から猿倉台地に上がるルートを選び登高を開始した。今年で4年連続して鑓温泉に来ているので、ルートはしっかりと判っているつもりだ。小日向のコル直下の急登もシールだけで楽々登り、滑ってから温泉まで登り返した。林道が開通する前のこの時期は、入る人も少なく比較的静かな山を楽しめる。ほどなくして鑓温泉に到着、先客が3名いた。先客が雪を入れて湯温を調整してくれたのか、暑めのちょうどいいお湯だ。先客もその後すぐに出て、暫く一人でまったりと温泉に浸かる。暫くしてガイドツアーの4人組が到着、ガイドが雪壁に登ってスコップでガンガン雪を入れる。サービス精神だろうが、そこまで入れると湯が冷めるよなと思いつつ、もう1時間以上滞在しているので出ることにした。いつものように滑って登って、あっという間に猿倉に到着。ここからが今日の核心、秘密兵器の自転車が待機している。運動靴に履き替え、自転車にまたがったら、勝手に動く、そう楽ちんで、あっという間、15分で二股に到着できました。これに味を占めて、来年は登りも電動で登れる武器を用意しようと、心に秘めたるものを持った次第です。
(角田 記)