2018年 5月乗鞍岳納会山行

乗鞍岳

概要

日程:2018年 5月19日(土)~ 5月20日(日)
メンバー:藤澤(山行リーダー)・合田(会計)・阿部(配車)・八木(総合リーダー、報告)

5月19日(土)

 土曜日の天気予報がイマイチだったので土曜日午前出発としました。阿部さんの車で八木宅→合田さん・橋本駅→藤澤さん・北野駅でピックアップ。一路塩尻に向かいます。
塩尻で日曜日の行動食を買い出しして、塩尻のそば街道に向かいます。私は初めて行きましたが新島々に向かう途中に和田という集落がありそこにそば屋が何軒か集まっていました。
 入った蕎麦屋では私は山菜ぶっかけそばを注文。葉ワサビや山うどの漬物が入っていておいしかったです。
 さて乗鞍高原の宿「牧水苑」には3時すぎに到着。入口の宿の看板が折れて倒れていて少しいやな予感が・・・。
 宿には我々の他もう1組が到着の所でした。宿は古さを感じさせる所ですが、眺望はまずまず。時間があるので近くの一ノ瀬園まで散歩しました。明日はすもも祭りが開催されるそうですが、今日は特に行ってもなにもないとの事。それでも天気も良くなり白樺林がきれいです。途中阿部さんがこれ「こしあぶら」だよと言って教えてくれました。確か天ぷらにすると最高だとか。
一ノ瀬園からは乗鞍岳が良く見えます。雪は滑れる程度にはありそうです。
さて温泉。眺望はありませんが、温泉自体はいいので寛げました。古民家を移築した部屋で
 夕食です。確かに梁は立派でけやきのどっしりした物でした。料理もまずまずでした。夕食時隣の宿泊客は地元奈川の人で山菜取りの名人だとか。さきほどの「こしあぶら」をしこたま採っていました。いろいろ山菜のお話を聞けました。部屋に戻って明日は早いので早々に就寝。

5月20日(日)

位ヶ原9時半発~富士見岳10時半~肩の小屋11時45分着・12時過ぎ発~位ヶ原13時着

 朝食7時で、8時には宿を出発。乗鞍観光センターはすぐです。8時半のバスで位ヶ原山荘へ。天気もいいので駐車場もいっぱいです。我々は2台目のバスに乗車。位ヶ原には40分程で到着。富士見岳が良く見えます。さくさくシールを付けて出発。
 合田さんはまだ足の不安があるので富士見岳経由は厳しいとの事で剣が峰へ直接向かいます。とりあえず肩の小屋で集合する事にして他3人は富士見岳に向かいます。途中までは風もあまり感じずいい山行日和です。順調に登高して1時間程で山頂直下に。ただ稜線はかなりの風でしかも冷たい風です。藤澤さん・阿部さんは30m程先の山頂に向かいます。私は下でまっているとすっかり冷え切っています。
 このあと阿部さんは稜線伝いに肩の小屋まで直接向かいます。私と藤澤さんは沢を滑り降り途中から道沿いにトラバースの目論見。しかしこれが裏目に。途中でハイマツ帯にぶつかりすぐ突破できると踏んだのですが行けども行けどもハイマツの藪こぎ。時間をかなりロスしました。剣ヶ峰が見える所まで来るとまたしても冷たい烈風の洗礼。
 肩の小屋の合田さん・阿部さんも寒そうにして小屋の傍らで待っていました。お待たせして申し訳ありません。ここで行動食をかじり休憩しているとすっかり冷え切って剣ヶ峰まで行く気力がなくなってしまいました。あの烈風を耐えて上まで登るのは厳しいのでここから降りる事に決定。
 大雪渓下のトイレ横まで来ると風は微風ですが、そのまま位ヶ原までするする降りました。雨溝はありますがまだ滑れる斜面で今シーズン最後のランドネ山行は無事終了。すこし物足りなさが残りましたが、皆さんけがなく終了できて良かったという事にしましょう!13時過ぎのバスで下山し、宿で風呂をいただき15時過ぎに出発。
 高速は渋滞していましたが21時半に横浜着でした。皆さまいろいろありがとうございます。