奥只見丸山スキー場およびその場外
概要
日程:2023年 3月18日(土)~20日(月)
参加者:安尾(記録)
3月18日(土)
天候:雨のち雪
朝旅館を出て奥只見シルバーラインを車を飛ばして、春のオープン初日を迎える奥只見丸山スキー場に向かう。ここ数年春のオープン日が早まっているのは温暖化のせいなのか。シルバーラインのトンネルは長い直線とそれに続くカーブから成り立っているが、これまで数往復運転した結果、カーナビを使って走っている先のカーブの曲率を事前に把握することにより、狭くて長いトンネル(合計の長さ18km)でも、さほど疲れることなく運転できるようになった。
この日は朝から雨で夕方は雪に変わる悪天候の中滑った。それでも多くのスキーヤーが訪れて、ゲレンデおよび非圧雪の林間コースの大部分が夕方には、ほぼ滑りつくされてしまった。
3月19日(日)
天候:快晴
この日は頂上リフトの北にある二つの小ピークを目指して場外滑走を試みる。それらのピークの前には、未丈ヶ岳の見える、面のきれいな、滑って楽しいボウル状の沢(かうのき沢)があった(写真1、写真2)。沢の底まで滑るとゲレンデまでの登り返しとなるが、雪は可成り締まっており、体力は必用だがツボ足でも登れる距離であり、ゲレンデスキーヤーと思われる沢からゲレンデまでツボ足で登ったあとも見られた。
その後、最も北にあるピークからシールを付けて南面を滑降したが、かなりのストップ雪で楽しくなく、予定の地点まで滑り降りることなく、途中からゲレンデに戻った。その後はゲレンデおよび非圧雪の林間コースにて基礎練習した。
3月20日(月)
天候:快晴
この日は前日駐車場から見えた丸山山頂から東に広がる三角形の大斜面(写真3)を滑ろうと思い登山届を電子的に提出したが(コンパス)、シールやスノーシューを持たないゲレンデスキーヤーが後についてきてしまい、スキー場に戻れなくなる心配があったので、予定を変えて、昨日と同じ頂上リフトの北の沢を楽しんだ。
(たとえ丸山山頂から東面を最後まで滑り降りてしまったとしても、電源開発の送電施設(奥只見開閉所)に出て、そこからは歩いてスキー場のボトムまで戻れることが、後に判明)。
午後になって、山頂の人が減ってきたので、再度山頂に戻ってスマホにて登山届(コンパス)を提出し、山頂に居る人が見てない時を見計らって滑降開始。
情報を得てないコースなので、いきなり最大斜度の面には入らず、山頂から東南に伸びる疎林の広い尾根筋を反射板まで滑って降りた。午後3時近くになって雪面が硬くなり始めていたが、非常にきれいな面となっているので、滑っていて快適だった。
三角形斜面の底辺から見上げると(写真4)、幾つかの沢底で点発生雪崩が起こっており、この面での降雪中あるいは降雪直後の滑降は厳しいように思えた。
その後スキー場方向にトラバースして、電源開発開閉所の上に出る。ここからも滑って楽しそうな小規模の三角形の急斜面(写真3の手前の右斜面)があったが、斜度から考えて雪崩のリスクが結構あるように感じられて滑降は我慢して、シールを付けて登り返してゲレンデに戻り、滑降を終えた。