2016年12月 志賀高原初滑り 山行報告

12月16日(土) 天候:雪

焼額山・奥志賀ゲレンデ

 今年はランドネ山スキーの会では過去最小参加メンバーで宿では過去最高の食事ということで、入会お試しで初めて参加させて頂いた私にとっては、みなさんとの交流も濃くできてよかったと思っています。
 金曜日の夜は宿に1時過ぎに到着し、「少し飲みましょう」と気が付くと3時過ぎで、朝は7時半に食事だったので、眠たさをこらえやっと起きると、猪俣さん達は朝風呂をあびていたと聞き驚きました。
 白樺林を眺めながら、ダイニングでの朝食を済ませ、8時半には出発。リフトは雪不足のために全部動いていなかったため、シャトルバスで焼額へ移動。
 志賀高原の雪はサラサラふわふわで、スキーをしながら夢をみているような、浮遊感がありました。ゲレンデは大阪スキー連盟のスキー指導員の講習で混雑しており、ぶつかりそうになるのを避け、直線ぎみ滑走。合田さんが体調すぐれない様子で、早く休憩していたため、他のメンバーもお昼を11時にプリンスホテルのレストランで済ませました。午後からのスキーもゴンドラで上がり、ノンストップで下まで何本か滑り、奥志賀高原へ。焼額からの連絡通路は雪不足の理由で閉鎖されており、結局、バスで奥志賀へ移動。奥志賀では寒さが増し、早く宿に帰りたくなった、私と阿部さん野村さんは、先に宿にもどりました。風呂に入り、私はひと眠り、後から帰られた方々は、夕食前まで少し飲まれていたようでした。



12月17日(日) 天候:快晴

熊の湯・横手山ゲレンデ

 2日目は熊の湯まで車で移動しましたが、熊の湯の第3リフトが動いていないため、少し滑ってから、横手山に移動、横手山も晴天で展望台からは富士山を見ることができました。
 お昼は展望台脇のクランペットカフェでマフィンみたいなクランペットという食べ物とお代わり出来るマグカップコーヒー(500円)を飲み、暖炉の前で休憩。私はコーヒーが高すぎるので注文せず、クランペット(クリームチーズ・サワーチェリー)だけオーダー。コーヒーの香りを無料でかぎながらの食事。ここは、かつて日本一標高の高いスターバックスがあった場所で、その時は何回か休憩した記憶がありました。コーヒーと言えば木村さんを思い出しますが、木村さんのコーヒーの香りにもまけない、アロマがここのクランペットカフェにはあると思います。香りだけでも楽しめる場所。そんなカフェなので、来るのは損しませんが、お店的には香りだけかいで帰っていく客を良く思わないでしょうね。そんな中、小見山さんと私は、持参していたコーヒーをここで飲むことを自粛しました。
 かつて台湾で、スマトラ島ジャコウネコのコーヒー1杯3000円を飲んだことがありますが、アロマはなく、酸化していて大失敗でした。ここのクランペットカフェのアロマはなかなかだと思います。
 アロマに癒されて、滑る気力がなくなったので、後は、熊の湯の日帰り温泉(1000円タオル付き)で入浴することにしました。熊の湯の温泉の色は日によって変わるらしいのですが、今日は薄い緑色でした。帰りに蕎麦を食べ、贅沢な初滑りスキーでした。貧乏人の私にはスキー人生の中で過去最高レベルの優雅なスキーでした。奥志賀高原でのフルコースを戸惑いながら堪能し、合田さん他の差し入れのワインや、細田さんの差し入れ練馬地ビールがとても美味しく至福なひと時を過ごすことが出来ました。みなさまありがとうございました。お世話になりました。

(賀川 記)