2015年2月 八甲田山 山行報告

2月5日(木)

 猪俣さん、中山さん、赤坂x2は、この日の最終便にて青森着の予定であった。しかし、午前中のニュースで降雪により飛行機が欠航のおそれありということで、急遽便を繰り上げ仕事も強制終了させて(笑)、午後3時の便で羽田を発つ。夕方には前泊の青森駅前のビジネスホテルに入り、津軽三味線の聞ける居酒屋で前夜祭を行う。居酒屋の女将さんによれば、市内の雪が例年よりも少なく、暮らしやすいということであった。


2月6日(金)

 宿泊する酸ヶ湯温泉で井上さん達と合流し、午前中からフルメンバーによる其田隊長貸し切りツアーが始まる。午前中は、ロープウェイ山頂駅→前嶽→銅像茶屋である。いやー、積雪が少ない。風も弱く、視界もそこそこあり、厳冬期の雪風呂八甲田らしくなく、初めて八甲田にきた友人中山さんがそつなく準備して転ばないのが残念であった。
 午後は、午前中より視界があるということで、ロープウェイ山頂→毛無岳ヒユッテ→酸ヶ湯(宮様コースと中央コースの変形ルート)で、あまり人の入らないコースで薄パウを楽しんだ。酸ヶ湯に戻り、温泉&宴会。なぜか、ここでもシェフ猪俣さんの登場でお手製極旨おつまみにもありつける。

2月7日(土)

 酸ヶ湯の駐車している車両の積雪を見ると、思っていた程に降雪がないようだ。ロープウェイ山頂駅に着くと、晴れ間が見え始め、シール登行中に銅像コースの予定を変更して前嶽に登ることにする。標高の上の方ではそこそこの降雪があったようであり、前嶽からの滑りは、膝パウを堪能する。隊長のツアーということもあってか、我々のパーティーが1番乗りで滑ることが出来た。
 午後は、ニセ田茂藻を経て大岳方面へ。ニセ田茂藻あたりではガスに覆われていたが、高度を落とし、登り返すころには大岳がその全容を見せる。雪風呂には浸かれないが、スノーモンスター郡と大岳、素晴らしい景色である。おそらく厳冬期ではなかなかお目にかかれないのであろう。大岳南西面約1300mあたりでシールをOFF。大岳をバックに記念撮影。夕日が当たる大岳から酸ヶ湯温泉に向けて滑降するという贅沢なツアーとなった。酸ヶ湯での宴会が盛り上がったのは、言うまでもないことであった。
 
8日(日)強風のためロープウェイ運休。飛行機の便を早めて、北海道転戦組(井上、田原、安仁屋)は青森から千歳、帰京組(鈴木、猪俣、中山、赤坂?2)は、青森から羽田へ。幹事井上さん、ガイドの予約・宿の手配などなどありがとう御座いました。他のご参加の皆様、酸ヶ湯ということもあって羽目を外した赤坂x2にお付き合いを頂き厚く御礼を申し上げます。来年もよろしくお願いします。
(赤坂ひ 記)

2月8日(日)

 強風のためロープウェイ運休。飛行機の便を早めて、北海道転戦組(井上、田原、安仁屋)は青森から千歳、帰京組(鈴木、猪俣、中山、赤坂?2)は、青森から羽田へ。幹事井上さん、ガイドの予約・宿の手配などなどありがとう御座いました。他のご参加の皆様、酸ヶ湯ということもあって羽目を外した赤坂x2にお付き合いを頂き厚く御礼を申し上げます。来年もよろしくお願いします。
(赤坂ひ 記)

ゲスト中山コメント
噂(強風、視界不良、超深雪)とは真逆の八甲田でしたが、初八甲田の私には十分楽しむことができました。視界良好の中、スノーモンスターと触れ合いながら大岳を登り、絶景大岳をバックに全く踏み跡のない静かな自然の中、酸ケ湯まで一気に滑走したのは最高でした!隊長いわく、めったに見れらない景色とのこと。皆さんの「登りは大好きです」という熱い言葉に応えて連れて行ってくれた隊長(「普通は、何でこんなに登らされるのだと愚痴を言われるのだが・・・」と苦笑)に感謝です。さすがランドネ!