2013年3月 白馬五竜 山行報告

土曜日はHakuba47スキー場から一ノ背髪のコース、日曜日は八方尾根からガラガラ沢のコースを予定していたが、予想外の強風と雨で入山できずに終わった。

3月8日(金)

阿部車と藤澤車 2台で南神城の民宿 まる西に向かう。この一週間全く降雪が無く、道路の雪は全て融けていた。1時過ぎに宿に到着して、軽く宴会をして2時半頃就寝。


3月9日(土) 天候:晴れ

朝食後、車2台でHakuba47スキー場に移動。リフト券を買う時に最上部のリフトが強風で動いていない事を知る。スキー場の下部は天気も良くポカポカで上部の強風は想像ができない。スキー場のパトロールに問い合わせると リフトが動いていない場合スキー場を登るのは禁止との事。しばらく待機したがリフトが動く気配が無く、隣の白馬五竜スキー場はゴンドラは動いているが その上のリフトはやはり強風で止まっており、八方尾根スキー場も強風のため リフトでゴンドラの終点地点までしか行けないとの事。白馬五竜スキー場ならゴンドラの終点から入山できるだろうとの期待でシャトルバスに乗り、白馬五竜スキー場に移動する。
白馬五竜スキー場のゴンドラ乗り場でチケットを買おうとした所でパトロールに相談してくれと言われてパトロールに相談すると、白馬五竜スキー場もリフトが止まっている所を登るのは登山者も含めて禁止しているとの事で、ゲレンデを滑るしか無く、白馬五竜スキー場は混んでいるので再びシャトルバスでHakuba47スキー場に戻った。午後半日券を買ってゲレンデを滑るが、滑り始めはゴンドラも風による減速運転でリフトも2本目より上は止まっており、最下部のリフトで数本滑る。硬いザラメの斜面の上に腐ったザラメが載った斜面で滑りづらい。
天気が良いので外で行動食を食べた後、2本目のリフトが動いたので行って見るとリフトの終点付近は晴天だがかなりの強風だった。これ以上の風だと入山しても行動できなかったかもしれない。五竜岳の稜線や武田菱と言われる岩が綺麗に見えている。デジカメやスマートフォンで滑走シーンの撮影などしながら16時前まで滑って宿に戻った。夕食は豪華ではないが この料金でこんなに品数があるの?という量質共に満足できる食事だった。夕食後 酒屋で買った地酒やワインを飲みながら かなり遅くまで山スキー談義で盛り上がり、翌日の天気に希望を託す。


白馬五竜の稜線をバックに


3月10日(日) 天候:雨

朝から宿周辺も強風。この時点で一ノ背髪もガラガラ沢も可能性が無くなり、朝食を食べながら 小谷温泉から大渚山や扇沢から針の木雪渓への転進を検討している間に雨が降り出した。そのうち雷雨にまでなって山は諦めざるを得なくなった。のんびりチェックアウトして、信濃大町の大町山岳博物館を見学し、安曇野から中房温泉に行く途中にある上林のお気に入りの蕎麦屋「車屋」で蕎麦を食べて帰路についた。
天気に恵まれず、宿に1.5泊したのに半日ゲレンデを滑っただけで終わり、かなりがっかりした週末だった。

(上林 記)