前夜22時30分過ぎ「ふじやまビレジ」に到着し、温泉に入った後、明日の雪質を祈ってお神酒をあげた。
第6リフト終点(1800m)でシールを付け10:20に登り開始。先行パーティのラッセルをもらい、順調に登る。11:00前武尊山頂上(2000m)到着。11:20十二沢滑走開始。今朝まで降雪があり、少し重いが膝上の新雪で快適な滑走を楽しむことができた。左写真は十二沢の滑降である。深い新雪で、流れ止めを付けていなかったメンバーは、転倒でスキーが外れ板を探すのに手間取った。起き上がった場所から6mほど上部で、後からきたメンバーが板を探しだした。流れ止めは必須である。
午後は第6リフト終点を13:30に出発し、40分で前武尊山頂上に到着する。その後新雪深雪を楽しんで、あっという間に20分で第6リフト下部のゲレンデに出た。
第6リフト終点を10:18に出発した。途中2パーティを追い越し32分で前武尊山山頂に着いた。荒砥沢上部のコルへ向かい、荒砥沢を滑降した。写真は荒砥沢である。パフパフの新雪で、沈み込むたびに口に雪が入ってくる。この場合は呼吸法が大切で、沈んだときに息を吐き、浮かんだときに息を吸うという滑りに合わせた呼吸が必要である。1750m地点まで、この冬最高のパウダーを楽しむ間もなく20分で滑り降りてしまった。軽い食事後約1時間で登り返しコルに着いた。前武尊山の頂上から十二沢の新雪滑降を楽しんで、15分で第6リフト下部のゲレンデにでた。
パフパフのパウダーは写真のとおりで、スキー板の下のパウダーに人間が完全に埋もれてしまっている。
(成ヶ澤 記)