2010年3月 木曽駒ケ岳 山行報告

　3月20日から22日の予定で大西夫妻と計画していた黒部の横断は現地の天候予想が悪く、急遽比較的天候の良さそうな中央アルプスの木曽駒ケ岳と御嶽山のピストンに変更しました。 　前日は駒ヶ岳ロープウェイ乗り場に仮眠し20日快晴の中、始発のロープウェイで千畳敷きに。うかつにも現地で判ったことですが千畳敷カールは3月末までスキー禁止。山登りに切り替えてカールの急斜面を登り千畳乗越につきましたが稜線は視界は良好なのですが強烈な風。駒ケ岳の途中の中岳に向かいましたが風は途切れることなくあきらめて下山しました。下山後、木曽福島に移動して道の駅にテントを張りましたが夜中から強い雨に変わりました。 　翌日21日は御岳2240スキー場(以前の御岳スキー場)に登ってみましたが荒れ模様でリフトが一つ動いているだけ、あきらめて中仙道見物に。歴史好きの大西し さんの希望で木曽義仲と巴御前資料館をたずねたり味のある蕎麦屋に寄ったりで過ごしました。 　22日は快晴の空になりましたが風は相変わらず強く、やっと動いたリフト2本だけ載ってその後シールで。独立峰らしくまだ上部はどこも固いバーンで途中にスキーをデポしてアイゼンに変えて登りました。御嶽山頂は悪天後の快晴のおかげで北アルプスはもちろん中央アルプスの後ろに南アルプスがまたその後ろに富士山と見事に三色アイスです。下山途中、大西ヴさんがスリップを起こし小指の骨折のオマケが着いてしまいましたが3月の3.000mを味わうことが出来ました。

(村上 記)