メンバー:深井(L)、潟見、岡安、藤城、深井ま(ゲスト)、小松(記録)
天気予報は『山も雨』。でも標高が高いから雪だろうと思ったが甘かった。強風と雪混じりの雨、視界も悪い。今日は横手山から草津峠を経て四十八池、渋池、など池めぐりの予定だが協議の結果ツァーは中止。
この状況ではゲレンデも滑る気分になれないが寮のチェックインが14時なので岡安さんの案内で高天原無料休憩所で休むことにする。寮からジャイアントの中間に出てガリガリの斜面を滑り降り、ここでリフト回数券(28回3000円)購入。乗ろうと思った東館ゴンドラは強風のため運休。ツァーに続いてゲレンデも断念。西舘経由で高天原リフト下にある休憩所に入る。レストランの下にあって電子レンジまで備えた綺麗な部屋でありがたい。持参のお茶やお菓子を頂きながらスキー談議に花が咲きました。
東館からジャイアント経由の帰路では強風のため首の辺りから雨が入ってしまうし、手袋も絞れるほどに濡れてしまった。雪は雨でシャーベットのようかと思いきや、ギシギシとストップを掛けられるような不愉快なヤツ。距離のわりに疲れて13:30寮に到着。
スキー置き場で金井さんと合流、コーヒールームでまたスキー談議。久々に会山行に参加した私は、懐かしい方々の相変わらずの精進ぶりや新しい方々の意欲に感心するばかり。
夕食には早川さん、川上さんも加わってまたまたスキー談議。食事も美味しく満足の一夜。
(小松 記)
メンバー:L深井、夫人、潟見、早川、藤澤、小松、金井、藤城、川上(ゲスト)、岡安
昨日の雨は回復して、晴天が期待できそう。せっかく志賀高原に来たのだからゲレンデを滑っていこうと寮よりスキーを履いて、ジャイアンツの中間点に出る。バーンはガリガリ、新雪はゼロ。西館→高天ケ原→タンネの森→一之瀬ダイヤモンド→焼額スキー場に滑り込む。
焼額第2ゴンドラを降りた所から、急いで茂みに入り、もぐらない雪なので、スキーをかついで、ほんの一息、稚児池に出た。さあ、ここから滑降だ!・と期待に反して、山の柔らかい雪が昨日の雨で硬くなり思いどおりにならない雪。しばらく慣れるのにみんな苦労している様子。鞍部でシールを着けてニセ竜王頂上台地に。ここは竜王スキー場の奥の院。木の間ごしにリフトやレストハウスから人声がする。我々は少し離れた静かな木立で昼食に。
これからいよいよ新ルート竜王越えだ。昔からの“蟻の戸渡り”のある尾根より2本東側、国土2,5万。・1714水準点のある尾根を北に標高1550mにある丸山林道に出て、林道を西に土橋部落まで滑って行こうというものだ。(岳人08,12月号記載)この日は雪の機嫌が悪く、ベテラン揃いのメンバー全員がリーダーの深井さんのコース取りのもと慎重に怪我のないよう丁寧に滑り、静かな木立の中で山スキーの気分に浸りつつ無事明るい丸山林道に降り立ちホッとした。しかしその後が楽しい滑降とはいかなかった。路面はカリカリ、縁はぼこぼこ雪に大小の穴。スピードはどんどん出る。明日は筋ツリ(筋肉痛?)かと笑いあったのも楽しい思い出か。
GPS使いの深井さんと藤澤さんは我々が林道を滑るのに必死な間にも枝分かれしている林道を見逃さず何度も軌道修正してくださった。このコース、これが意外に難しく、お二人に脱帽です。土橋部落近くで、携帯でタクシーを予約。部落で初めに出会った婦人に“下の墓地”へと言えばタクシーが分かり易いよ、と教わり、お陰で場所さがしのロスをまぬがれた。二台のタクシーで蓮池の宿舎まで。この日は会社の保養所の悲しさ、二部屋とれず、五人は硯川の喜楽荘へ向かった。(蓮池までタクシー\8980)
(岡安 記)
メンバー(8名):L潟見、小松、金井、早川、藤澤、藤代、岡安、川上(ゲスト)
蓮池バス停: 08:54発 日曜日の為に、バスは満席でかろうじて立っていられる程度、蓮池〜 硯川 運賃は4ポイント、もしくは 360円
硯川: 09:15着、前夜、熊の湯に宿泊した男性3名と合流、深井夫妻も、見送りに来てくれて、大きなリンゴを3個もいただいた。最年少の藤澤さんに、持っていただくことに。
硯川リフト: 09:30発、すっきりと晴れてはいないが、視界良好。硯川のリフト乗り場では汗をかくほど暑かったのが、リフトに3本乗り継ぎ、高度を上げるにしたがって、涼しく、寒くなりつつある。 第1,2,3スカイリフト、合計 10ポイント(足りないポイントは、各乗り場にて、現金清算可、リフト券ICチップも清算可能)
横手山: 10:00着、2305mの横手山頂上に立つと、真っ白な浅間山をはじめとする、アルプスの山々が、まししいほどに美しい。頂上に焼きたてパン屋、リフトトイレ有り。10:15出発、雪は、限りなく硬くて滑りにくい。荷物を持っている為に、転ばないように、慎重に滑る。
渋峠: 10:20、渋峠ホテルにて、登山計画書の提出。硬い雪に足を取られないように、林間コースを進んでいくと、はるか遠方に、芳が平ヒュッテの赤い屋根が見えてくる。途中下に向かって少し左寄りに下りたため、急斜面とぶつかる。右側に修正して、芳が平へのルートに合流する。
芳が平: 11:00、芳が平ヒュッテで飼われている大きな2匹の犬が吠えると、宿の主人が出てきて、「登山届けは出しているかどうか?」「出していたら、代表者の名前」「草津に着いたら、パトロールに下山報告をすること」と問われた。芳が平ヒュッテを過ぎて、広い平原を越し、視界の良い広場にて、昼食。出発の時にいただいたリンゴを分けて食べる。ジューシーで美味しい。遠く前方下に、本日のゴールの草津国際スキー場が見える。昼食後、少し開けた斜面を快適に下りを楽しむと、すぐに細い林道にぶつかる。横滑りとボーゲンで苦労しながら滑り続ける。
草津スキー場バス停: 12:40着。草津パトロールに下山報告。スキーセンターで着替えとパッキング。
草津スキー場バス停: 13:20発、草津駅までシャトルバスは無料。
(川上 記)