今回は今シーズン膝を負傷した木村(あ/ん?)さんのリハビリ山行も兼ねて行いました。
2 日の夜、西国分寺駅で木村さんをピックアップ。国立府中IC より中央高速に乗る。若干車は多いが渋滞というほどでもない。途中木村さんに運転を交替してもらって3 日の0340 に猿倉駐車場に到着しました。車の中でシュラフに包まって3 時間ほど眠る。
朝起きると私の所属する川崎柴笛クラブの白馬主稜パーティと遭遇。バス会社の係員に下の駐車場へ移るよう言われしぶしぶ移動。初夏を思わせる快晴のなか白馬岳に例の代掻き馬がくっきり見える。
0720 に駐車場からシールをつけて登高開始。林道沿いに登り大雪渓に降り立つ。気温はかなり高く竹内はすでに中間着も脱ぎ半袖T シャツになる。じりじり肌を焼く太陽を感じながらひたすら登る。(日焼け止めを忘れて悲惨な状態になりました)
数回の小休止を経て稜線直下の急斜面をジグを切りながら登っていく。1320 雪が切れている稜線の夏道を避けて南側の斜面を登り白馬山荘に到着しました。膝の故障からのトレーニング不足なのか木村さんはいつものパワーを発揮できないようでした。部屋に入ってから無理やりマッサージをしてあげました。快適な山小屋の夜を過ごし、前日の寝不足を解消するため早めに就寝しました。
0600 起床で0710 白馬山荘を発ちました。今日は白馬と旭の間の北側に延びる沢に至る斜面を滑り稜線まで登り返して大雪渓を下るという計画です。
0915 稜線に帰ってきました。
腐った重い雪、ビデオを撮りつつ滑り降りていきました。1015 猿倉着。白馬村に戻りみみずくの湯に浸る。車で猿倉駐車場に戻り車中泊。
0610 猿倉発。今日は曇り後雨の予報。昨日の夏のような天気よりは(雨が降らなければ)すこぶる快適で歓迎だ。準備していると東海組の小久保さん・土屋さんとお会いすることが出来ました。小久保さんとは正月の蔵王以来の再会でした。
猿倉荘横の登山道をスキーを担いで登る。所々ブッシュが出て登りずらい。長走沢を右に見て猿倉台地を進む。左に小日向のコルを見ながら長走沢に入り沢を詰めて行きます。頭上に大きな岩が見えているCo 2200 が今日の目的地。その向こうは杓子沢に続く斜面の筈。
次回のために偵察も兼ねて登りたいと思っていたが雨が降り出してきた。雨の中の行動は嫌いという二人。軟弱な理由で今日はここまで(Co2000)とする。デブリや縦溝、クラックを避けながら滑る。0915猿倉着。またも帰着した柴笛隊と遭遇!縁があるね。若干登り(滑り)足りない思いがあるけど雨だから仕方が無い。念願の倉下の湯に入りそばを食べて帰途につきました。
(竹内 記)