7:00 新宿都庁地下駐車場でバスを出発。バスの中は若者ばかりでおばさん、いいえ、おばあさん2人は異質な存在?
11:00 峰の原スキー場に到着。宿舎の「いちかわ村」で昼食、山行の準備を整える。
12:30 標高1550mより根子岳を目指す。快晴でも空には所々巻き雲が…景色もよし。妙高黒姫が背後にどっしりと構えて春風が気持ちよい。おしゃべりしながら登っていくと、テレマーカー、スノーシューの人たち が思い思いに降りてくる。小学生の一団にも出会った。ザックを背負ってしっかりとしたボーゲンで歓声をあげながら滑って来るのを見ていると、こちらも思わず笑顔になってしまう。
13:33 標高 1794m避難小屋で一息入れて水分補給する。
14:57 標高 2207m根子岳頂上到着。風は強いが富士山、八ヶ岳連峰、槍ヶ岳から続く北アルプスの山々と360度の眺望にこんなに眺めのいい山だったんだと納得
15:18 滑走開始。なだらかな斜面をできるだけ人の滑っていないバーンを選んで滑った。
16:00 「いちかわ村」到着。頂上付近は雪質も上々、降りるにしたがってザラメ状で標識が細かく立てられてあり天気に恵まれたので心配なく楽しめた。
いちかわ村の村長さんは山に登るといったら、それはそれは心配して「無理するな!無理するな!」を連発して送り出してくれたので帰ってくるなり「よかった!よかった!」(大丈夫なんだけどなあ...)宿泊は私たちだけ2人だけで食事もハナマル!村長さんからのビールと馬刺の差入れにすっかりご馳走になってしまった。
朝雪が降っている。行動時間内はすべて雨という天気予報に「帰ろう」と決める。気が向いた時いつでも来られる山だ。山行中、岡安姉様がアドヴァイスやほめ言葉をくださって仕事柄ほめることの大切さはわかっているものの、いざ自分が言われてみると「人間ってやる気になるものだ。自信につながるものだ」とこの歳になっても改めて実感した。
春風に乗って「お散歩スキー」もたまにはいいものだ!と思ったことでした。
(藤城 記)