2008年2月 小遠見から黒沢尾根下降 山行報告

2月16日(土) 天候:雪

五竜遠見スキー場ゴンドラ終点発 09:40、1892m 11:08、小遠見 12:05、天狗岳 12:40、天狗の頭 13:30、1682m 14:30、犬川林道 16:50


15日八王子駅21:30集合し、野村車にて一路青木湖畔KC小屋へ。KC着16日01:30。滞在中の先輩を起こしてしまう。軽食とビールで暫く歓談ののち就寝。

翌朝KC出発、エスカルプラザ駐車場に車を停め、五竜遠見スキー場のゴンドラにて出発。本日の行動は、前日よりの降雪・天候を考慮し、小遠見−黒沢尾根とした。
ゴンドラより先のリフトは風のため運休中。ゴンドラ終点よりシール登高開始。風と雪なるも視界はそれほど悪くない。稜線を外れるとかなりのラッセル。雪庇に気をつけながら稜線沿いにZIGZAGを繰り返す。一ノ瀬髪よりクトー装着する。時折強い風が吹き雪煙をあげる。小遠見を過ぎ天狗岳を巻き、天狗の頭へ。天狗の頭でシールを外し、急な下りのリッジを横滑りで通過する。1682mまでは幾つかのピークを巻きながら通過する。1682mより北東に延びる尾根に入る。西側斜面は風による半クラで滑りにくく、東斜面の方が雪質は良い。
全体的に傾斜は緩いが、所々にある美味しい斜面をSさんとTelemarkerさんはサンタ声(HoーHo―Ho―)を上げながら気持ち良く滑っている。いよいよ沢に下る斜面に突入。雪壁と棚が続く急斜面で、一段ずつ飛び降りる感じ。最後は滑りつ、転びつ、落ちつ、で疲れ果てて犬川支流に入る。少し東に行き過ぎたようである。最初は振り子状に滑り降り、やがて沢水が現れるが、なんとか犬川沿いの林道に辿り着く。M.Leaderの山行らしく簡単には終わらない。夕食買出し後、温泉へ。KCでは鍋を囲み乾杯。


2月17日(日) 天候:雪

最終リフト終点 10:00 エスカルプラザ 10:30

前日より降雪は一層激しくなっている。取り敢えずゴンドラとリフトを乗り継ぎリフト最高点まで行く。吹雪とガスで視界はなく、一ノ瀬髪は断念し、エスカルプラザに下る。蕎麦と温泉を堪能し帰京。

(和田 記)