前半:深雪滑降の理論と15cmの深雪斜面の滑降レッスン
後半:15cm深雪のコブ斜面の滑降レッスン
(1)インストラクター:pro-powderとの理論と実践についてのネゴシエーションがあり、最終的に、SAS(Scot adventure school)のインストラクター田中千絵さん(32,33歳位?)になりました。田中さんは、SAJのインストラクターに飽き足らず、カナダ2シーズン、NZ6シーズンのインストラクターで深雪の理論と実践を取得されたようです。
(2)深雪の基本は、スキー板のトウピースからヒールピースの範囲の上部に膝と腰を置き、スキー板の上にしっかりと乗ることです。これはスキーの基本です。
(3)深雪で浮くためには、水平雪面に立って、片足をリラックスさせて10cmほど上げた状態で、爪先から足の甲を持ち上げる感覚を保つことです。
(4)足の甲を持ち上げる力を保つためには、脛と腿裏側の筋肉を常に鍛えておくことが必要です。チューブを使って足の甲を掛け、足の甲を手前に引いて鍛えることが有効だそうです。
(5)難しいのはブレイカブルクラストですが、これは三浦敬三が昭和 16年に著した本と同じで、ジャンプターンが適しているそうです。
(成ヶ澤 記)