2005年2月 横手山〜草津温泉 会山行報告
日程:2005年2月12日(土)
2月12日
天候 曇り時々雪のち晴れ
行程 横手山スキー場=(リフト3本)=(滑降)=渋峠ヒュッテ10:20〜40――芳ケ平ヒュッテ11:40〜12:40――草津国際スキー場・天狗山ゲレンデ13:50着=(JRバス)=長野原草津口=臨時特急にて帰京
2/11〜13の3連休の中日を狙って夜行日帰りで、志賀のクラシックルートを目指す。前日発の木村さんを除く4人は、池袋から1時間遅れのスキーバスに乗り込んだ。スキー場行きのバスが40台はいたと思う。翌朝7時、定刻に横手山到着。バス停前のホテルにて、朝食と着替え。木村さんと第一スカイリフト前のレストハウスで合流。木村さんは、11日は単独で岩菅山を目指すも、エビの尻尾等に阻まれ時間切れで到達ならずとのこと。
渋峠ヒュッテで登山届提出。焼きたてのパンがふっくらとして食欲をそそる。気圧の関係でよく膨らむとのこと。ヒュッテ内には、県境線が引かれていた。食堂は長野県、喫茶は群馬県。同じ建物内で税金はどう処理するのだろうか?
降雪の中を、蓮見、関、木村、松井、杉原の順でスタートする。すぐに、滑降ルートがわからなくなる。木村さんの20年前の記憶によると、違う方向へ向かっているという。戻って道を聞く。ヒュッテを出てすぐの所に草津方面を示す、黄色の標識が見つけられた。
いよいよ滑降開始。シールを使わないとのことで、少し気が楽になった。左側樹林を避けるように滑る。時々、標識が見えなくなったが、晴れ間も出てき、程なく芳ケ平ヒュッテの屋根が見え、犬が3頭迎えてくれた。猟犬、牧羊犬いずれも洋種の大型犬だ。コーヒー(500円)、ココア(600円)を注文する。食事持込は別途400円かかるとのこと。ヒュッテの美人おかみが、先ほどまで泊まり客がいたと言っていた。宿泊客がいることは良いのだが、大勢の時は草津までテレマークスキーで買出しに行き、帰りは大荷物を担いで帰って来る。結構大変だとのこと。
休憩後、ヒュッテの鐘に送られて、芳ケ平の南東斜面を滑る。木村さんが先頭を切り後続の皆をビデオに撮影してくれた。その後、夏道をたどり、1600m地点で昼食をとる。さらに、林道を下り天狗山ゲレンデに無事到着。タイミングよくバスがいたので入浴は省略して帰路につく。
(松井 記)
課題と成果:リーダーから
スタートでツアーコースの入口を見つけるのに手間取ったのは、リーダーの事前調査不足が原因。標識完備のお手軽コースだろうと油断していた。成果と言うほどではないが、ラ・ランドネとして「横手越え」は久々の山行であり、シール登行が不要な入門向けコースということを確認できた。実質的にサブリーダーを務めてくださった木村彰さん・蓮見英史さん、ありがとうございました。