かぐら深雪滑降
日程 : 2005年1月15日(土)
天候 : 曇り後晴れ
メンバー : 土屋(L),木村,合田,森,佐藤,潟見,阿部,藤城夫妻,井上(ゲスト),成ヶ沢(ゲスト),押川(記録)
◇◆ かぐら深雪 ルート図 ◇◆
■コースタイム■
【登り】
10:30 かぐら第1高速リフト 終点 ---> 11:20 かぐら第5ロマンスリフト 終端 ---> 12:00 1,984b付近
【下り】
12:15 1,984b付近 ---> 12:45 中尾根 1,800b付近 ---> 13:05 1,550b付近(祓川右岸付近) --->
13:35 和田小屋
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今シーズン初滑り。ゲレンデすらまともに行ってない、夏山も忙しくて全然行けなかった。
体力づくりと言えるものは、毎週のテニスだけ。
こんな私も、とうとうランドネの会員に・・不安ばかりが先立っていたが、
日帰り山行であれば何とか迷惑かけずに行けるかなということで、神楽深雪滑降に参加することにした。
土屋さんと高坂SAで待ち合わせ(自分の車はそこに乗り捨て)、一路かぐらへ。
天気予報はあまり良くない。案の定かぐらに着いた時には、駐車場でもチラチラ雪と、風もある。
上空はどんよりガスっていて先が思いやられる。
阿部さんともお会いし、とりあえず和田小屋へ向かう。
しばらく集合時間までゲレンデ等を自由滑走。土屋さんや阿部さん達は、「かぐら第1高速リフト」を降りてから、
向かって右側のゲレンデ外(合法パウダーらしい(笑))を滑っていたが、私の足前ではと躊躇しとりあえずゲレンデで練習。
途中からは、私も合法パウダーにチャレンジして、モナカもあるものの、まぁ何とか滑ってこれた。
土屋さんとは初めてご一緒したのだが、土屋さんが一言。
「意外とマシな滑りで、(ツッコミ甲斐がなかったようで)つまんないなぁ(笑)」と。
う〜ん全然ヘタなんですが・・・。
しかしここの滑りは、後ほどの中尾根滑走の良い足馴らしになった。
なかなか悪雪・新雪の滑りを練習する機会は山行以外で無いが、ここはリフトを使って練習できる。
次回来た時もここで練習してから滑りに行こうと決めた。
10時の集合時間で参加者全員集まる。総勢15名ほどの大所帯。
その頃になると、ガスも随分薄くなり、周りの山々の姿はちゃんと見える程度に天候が回復。
所々薄日まで差してきて、風も弱くなる。
とは言え、 当初の予定では田代側へ滑降する予定だったのだが、
まだ出発時点では田代側の風の影響でリフトが動かない為、中尾根滑降に予定を変更する。
中尾根と言えば、2シーズン前の初心者講習会ではじめてシールつけて登った場所。
シールが板に全然合っていなくて、全然登れずに苦労した記憶がある。
あの時は、上林さんや奥山さんに随分助けて頂いた。
今回はシールもきちんと合っているし、登れると思うけれど・・ちょっとトラウマで不安になる。
さて山行開始。
もう既に何パーティも入っている様子。
土屋リーダーが一人一人ビーコンチェックをしてからスタート。
先導役は森さん。途中からずっと10〜20p程の新雪をかきわけラッセルしてくださった。
私はというと、後ろから人のラッセル頼りにのんびり写真など撮りながら楽してしまった。
第5ロマンスリフト過ぎる頃になると天候も随分回復してきて、素晴らしい新雪の景色。
思わず見とれてうっとりしてしまった。
私は冬の山の太陽に輝く神々しい景色が大好きだ。
普段の下界のせわしなさや、擦れてしまった汚い心が洗われるような気がするからだ。
◆◇ 中尾根1984b付近 ◆◇ |
不安だった登りも特に問題なく順調に高度を稼ぎ、途中5分程の休憩を含めて1時間半程で中尾根トップに到着。
既にたくさんの人達が居た。風も強くないし、ここでゆっくりお昼となった。
雲はあるものの、周囲の山々、湯沢の町並みがキレイに見える。
途中合田さんの弱層チェック等の実践を見せて頂きながら皆と歓談。
その頃になると天気はすっかり回復し、雲は多いものの、なかなかの山スキー日より。
「晴れろ晴れろ〜っ!」と気合いを入れた甲斐があったというものだ(自己満足?・・)。
いよいよ滑走開始。
最初の所はふきっさらしのせいか、多少モナカっぽいものの、何とか問題なく滑れる感じ。
無木立の1,800b付近までは、モナカ含みの新雪と言う感じ。
その後は、森さん率いる前半組と、土屋さん率いる後半組に自然と分かれ、私は後半組に。
中尾根上より若干北側斜面を滑ったが、樹林帯に入ると、若干重めではあるもののフカフカパウダー。
雪煙を上げて颯爽と滑り降りる土屋リーダーは、とても絵になっていた。
そんなリーダーの素晴らしい滑りはここで動画で見られます。
しかしヘボヘボ滑りの私でも思わず奇声を上げたくなるような、想像以上に良い雪で大満足。
その後は沢寄りに滑りおり、のんびり1時間半程度で無事和田小屋に到着。
前半組は小一時間で下山した模様。
今回の北寄りのコースは、尾根づたいよりトラバースが少なくて滑り応えのあるコースだった。