立 山
日程 : 2003年5月24日(土) − 26日(月)
宿泊 : みくりが池温泉 富山県中新川郡立山町室堂平 TEL(076)465-4595
メンバー
: 合田英興(L)、大竹達朗(SL)、辻美紀子(ゲスト)、押川亜紀子(ゲスト・記録)
◇◆この山行の詳細画像等は以下をご覧ください◆◇
http://photo.www.infoseek.co.jp/AlbumPage.asp?un=119465&key=784417&m=0
<<ルート図はGarmin
GPS&カシミール3Dにて作成>>
◇◆ 立山 全行程ルート図 ◇◆
2003/5/24(土)
8:00 扇沢
---<<トロリーバス等>>--> 10:00 室堂 ---> 10:20 みくりが池温泉
11:30
みくりが池温泉 ---> 15:00 真砂岳中腹(途中休憩20分含む)---> 15:30 真砂岳中腹 ---> 16:05 雷鳥荘
---> 16:35 みくりが池温泉
前日夜中に、扇沢駐車場に到着後、テント泊。翌日24日、大竹さんと合流後、室堂へ。
私は生まれて初めての立山で見るもの全てが新鮮で、天気も良く、ワクワクした気持ちで向かいました。
昼前にみくりが池温泉に到着。休憩後、東京スキー協の方々と合流して、真砂岳へ向かいました。
シールが不得手な私を先頭に、スキー協の後から登りだしました。が、まもなくして板が滑り出し、全く滑って登れなくなり、大竹さんと、辻さんに先に歩いてもらう事になりました。
合田さんに助けて頂き、途中からは何とか登り続ける事が出来ましたが、非常にご迷惑をお掛けしてしまいました。
雪面は、多少割れている所もあり、そのような箇所は避けつつ慎重に登りました。
結局大竹さん達は真砂岳の上部まで行っていましたが、私達は途中で終了。
30分ほど素晴らしい景色を堪能後、滑走開始。登るのにあれだけ時間がかかったのに降りるのはあっという間でした。
シール登行のあまりの下手さ(センスの無さ)に、情けなく、ほとほとショックを受けた1日でした。
宿では、土曜日ということもあり、食事も2回入替えがあるほど大盛況。
温泉も良く、食事も山の食事とは思えないほど美味しく、楽しく過ごせました。
2003/5/25(日)
7:15 みくりが池温泉 --->
8:10 雷鳥平 ---> 10:20 別山乗越 10:50 ---> 11:10 剣御前下部 ---> 11:30 剣沢小屋
12:05 ---> 13:05 剣御前小屋 13:30 ---> 14:00 雷鳥平 ---> 14:55
みくりが池温泉
朝は若干雲・風があり、雪面はガリガリアイスバーン。雷鳥荘から滑り下りるだけでも、四苦八苦。これからが思いやられます。私は昨日のこともあり、登れなくなったらツボ足で行く事にして、皆と行動を同じくする事にしました。クトーがないと登れない位の斜度の場合は、即ツボ足に切り替えるつもりでしたので、クトーを宿に置いてきてしまっていました(皆は持ってきていた!)。そのため、最初から私だけツボ足で登る事に・・。
ツボ足だとザックは重いのですが、皆と同じペースで登れる(シールより断然早い・・)為、少し気分が楽でした。
約2時間で剣御前小屋に到着。その頃になると、空は晴れ渡り、風も全くなく、前日同様素晴らしい景色を満喫しながら休憩。雪も適度に緩んでいました。
その後、剣沢小屋まで滑り下り、剣岳等素晴らしい景色を眺めながら、お昼休憩となりました。
剣沢の斜面は、普段はもう少し斜度がキツいらしいのですが、平成元年以来の大雪の為、中程度の斜度で、気持ちよく滑走できました。
昼食後、剣御前小屋まで登りかえし(今度は何とかシールで登りました・・)、雷鳥沢を滑り下りました。雷鳥沢は正味15分程で滑り終わり、あっという間でした
Tバー、雷鳥荘を経由して宿に戻りましたが、日曜の為か、昨日とは違って空いていました。夜は4人で結構遅くまで話が盛り上がり、楽しい夜を過ごしました。
2003/5/26(月)
9:30 みくりが池温泉 --->
11:10 一ノ越山荘(途中休憩10分含む) 11:15 ---> 11:25 御山谷2,600b付近 ---> 12:20 東一ノ越 12:55
---> 13:45 黒部平
最終日。少しゆっくり目の出発です。みくりが池から浄土山を巻いて、一ノ越山荘へ。
その後、御山谷方面へ一旦200m程滑り下り、夏道を通って、お昼過ぎに東一ノ越へ到着。そこでのんびりお昼を取った後、いよいよ最後の滑走。黒部平まで一直線です。
斜面はかなり洗濯板状態で、滑りづらく、足を取られます。左側へトラバース気味に滑り下り、最後少しだけ登り返して無事、黒部平到着。はぁ〜怪我がなくてホントに良かった・・・。
下山後、何故か一般の観光客に珍しがられ、声を掛けられたり、一緒に写真を撮って欲しいと言われたり。なかなか不思議な体験をしました。
3日間お天気にも恵まれ、4人と言う小人数でしたので和気あいあいと、のんびり今シーズンの最後の滑りを楽しむ事が出来ました。(シール登行は、来シーズンの最重要課題である事を痛感しました・・・。)
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