第1回 山スキー入門 実技講習会 
2003年2月15日(土)〜16日(日) 前夜発1泊2日
受講者5名:内山幾人35、斉藤敬一35、中原正人30、早川二郎53、深井真治41
会員5名:L合田英興(報告)、SL杉原鉄夫、小松はる子、池田和行、土井宗史

入会員募集を目的とする山スキー入門実技講習会を1泊2日の合宿形式で開催した。今回の受講者5名は中上級者ばかりで、深雪は充分にこなし、モナカでもあまり転ばない滑降技術の持ち主であったところから、講習はシール登高、キックターン、装備類等に限って実施できた。

日程
15日(土) 晴れ
和田小屋前集合1200(昼食)1240―1400神楽ヶ峰手前稜線〜(重い深雪、モナカ雪滑降)〜―1700深雪荘(宿泊)
16日(日) 雪
深雪荘0730――1200清八沢ノ頭〜(やや重い深雪、モナカ雪)〜雪庇割れており、早目に谷筋に下降〜―1430深雪荘解散

成果
@ ゲレンデ上級、オフピステ中上級滑降技術の受講者であり、登高についてだけ初中級水準であったため、大して手間が掛からずに講習できた。
A 1泊することにより、夜は雪崩対策、GPS利用法、山スキー装備等について説明した後、酒を飲み交わして懇親を深めることが出来た。
B 受講者5名の内数名は、今後の当会行事への参加が見込まれており、やがて入会へと繋がることが期待される。
  
課題
@ 受講者の滑降技術水準が高いため、それ同等以上の技術とスピードで滑降する指導者が必要であったが、今回は残念ながらやや不足気味であった。
A 特にゲレンデ靴で長い幅広の板を履き、深雪大回り高速ターンを目指している若手と同じパターンで、滑降主体の山スキーもする会員は不在である。
B 会員の大半は始発電車で集合のうえ合田車同乗で向かったが、往路渋滞により集合時刻に1時間も遅れた。車利用の際は、始発前早朝か、前夜発でなければ不味と判明。


和田小屋前で、合田リーダーによるオリエンテーション


神楽ヶ峰手前稜線の重いモナカ雪を滑降