八幡平茶臼岳
山頂からの深雪とパウダーが魅力の素朴なスキー場
1月26〜27日(日)
参加者4人:村上(L/記録)、武田、細田、森
お正月のドカ雪以来、大した雪も降っていなかったので、あまり期待はできなかったのですが、1500mの高さと北東北の寒さのせいか、初日は好天に恵まれて2度山頂に登り、気分だけは味わえました。できれば、あと1m雪が降れば最高だったでしょう。皮肉にも2日目の夜は大荒れ。盛岡市内も、一晩で50cmも雪が積もりました。
コースは、八幡平のスキー場上からシールで1時間ぐらい歩くと、1578mの茶臼岳頂上です。近くに避難小屋があり、小屋の前から滑ると程よい斜面。頂上からだと100mぐらいが急斜面です。もちろん、腕に自身のある今回のメンバーは頂上からです。全体が摺鉢状になっており、そのまま下ると恵比須沢に入りますが、雪の多いときは要注意です。安全なのは、南東の尾根づたいに滑るコース。メンバーの話しでは、妙高前山と規模は同じぐらいで、木がまばらなので滑りやすいそうです。
2日目は雪。麓の八幡平スキー場で滑りました。ここは、コース外のどこを滑っても怒られず、圧雪もしていません。規模は大きくありませんが、リフトを使って深雪を滑ることのできる数少ないスキー場です。三十年前を思い起こさせる食堂(こんな物しかありません)の横に、パウダーガイドの事務所(小屋)があります。休日は、パウダー用の大きなスキーやボードを持った若者達が雑誌から抜け出たようなフアッションでやってきて、田舎の小さなスキー場が別の世界に少し変化します。
今回は、そばの八幡平ユースホステル(電話0195-78-2031)に泊まりました。値段のわりには設備も食事も良く、和室もあります。夜は、お酒を飲みながら、メンバーを見ればお分かりだと思いますが、老後を如何に過ごすかで話しが盛り上がりました。
(村上)