「初心者ほど、装備はきちんと」 を学びました

期日 2001年2月3日(土)〜4日(日) 万座温泉〜草津温泉スキー場
参加者 6人 CL杉原 奥山 木村由佳里(記) ゲスト 池田和行 金子明子 伊藤エイ子
4日 万座温泉朝日山第1リフト上発9:25…白根レストハウス10:05〜15…芳ケ平手前11:45
(引き返す)……昼食12:30〜50……ロープウェイ山頂駅13:15〜40――草津温泉スキー場着13:50

山スキー入門にちょうどよいツアーコースとのことで参加しました。
初日はあいにくの吹雪で、気温もかなり低め。そのかわり雪質は最高。ゲレンデからちょっと横にそれて新雪を滑ったり、奥山さんにレッスンをしていただいたりしました。
2日目。お天気はやはり回復しませんでしたが、薄日が差したので予定通りツアーに出かけるため朝日山第1リフトへ。
 当初、コンディションの悪さを理由に、スキー場パトロールからツアーの許可がおりず、交渉の末やっと出発できました。
 さあ、それからが試練でした。初心者の私はうまくシール登行することができません。気温はマイナス12度。風が強くて息もできず、横殴りの雪が頬を刺し、背中の荷物も肩に食い込みます。息の乱れもない他の皆さんを横目に、一人ぜいぜいいいながら、やっとの思いでついていきました。
残念ながら芳ヶ平までのルートがわからず、途中で引き返しました。出発してから約2時間半、お昼の休憩に入ったころには口もきけないほど疲労困憊。休憩後、20分ほどで草津ロープウェイ山頂駅までたどりつき、振子沢を滑降して草津温泉スキー場へ下りました。
ここでもまた、気持ちよく滑るみなさんに比べ、荷物が重くて滑ることができない私は七転八倒。技術の未熟さを痛感しながら、なんとか無事に帰ってきました。
 今回のツアーで実感したのは、装備の不備は辛い、ということです。今回私はありあわせの装備で参加してしまいましたが、初心者であればあるほど、暖かく軽いウェアや曇らないゴーグルなど、極寒の中でも辛くないきちんとした装備が必要です。来年は装備をそろえてまた挑戦します。

[費用]
○万座ホテル聚楽 1泊2食 1万2000円
○新宿=万座・鹿沢口 JR 3260円
○万座・鹿沢口駅=万座温泉 バス 1310円
○草津温泉=長野原草津口駅 バス 670円
○長野原草津口==新宿 JR 2940円

[リーダーから]
成果 新入会会員やゲストという多様なメンバーだったが、少人数が幸いし、まとまって行動することができた。
課題 リーダーにルート経験があったため、「成功体験」に溺れた。地形の把握がおろそかになり、悪天もあって引き返した。


振子沢の滑走は、一番乗り