参加者:武田 布目 細田 佐藤 上林 中館
木村(由)村上 ゲスト)矢本 岡村
1月6日〜8日、シーズンに向い、スキーの滑り込みをしょうと計画。私の地元で
も有り、人が少なく、長距離が滑られる雫石スキー場で練習会を開きました。元旦か
ら続いた悪天もどうにか良くなり、1月としてはまずまずの条件。ただ当初計画した、
カービングを意識した硬いバーンの高速ターンの練習は、それまでの連日の雪の為、
いつも硬いバーンに成り易い雫石としては珍しく、条件が良くなり過ぎて滑り易く成っ
てしまい(それで喜んだ方もいたみたいですが)出来ませんでした。
成果は個人個人まちまちでしょうが、全体的にはたくさん滑ることができたようで、
滑り込みと言う点では良かったと思われます。
参加者は、わらじの仲間から2名ゲスト参加が有り、合計10名。宿は近くの温泉
にしました。宿の食事もボリュームが有り、ゆったり出来て、何時でも温泉に入れるの
はいいのですが、宿泊料が1万円少々かかり、それから交通費。新幹線を使ったりすると、
東京、盛岡間は2時間20分足らずで来られますが、料金のほうが........。皆さん
夜行バスを使ったり、新幹線の割り引きを使って参加されました。リフト券は事前に、
1日2千円の券を購入しました。
初日から、高速組と練習組に分かれ、高速組はゴンドラを使い5キロのダンヒルコー
スを何回滑られるかに挑戦。練習組みは、足慣らしをしたあと、新品のカービング系
のスキーの方が多かったので、カービングの滑りを意識したターンの練習をしました。
各自カービングにして、スキーがまわし易いという意見が多かった様です。雪が良
かったと言う事も有りますが、山回りからフラットにしてエッジを切り替える時も、
パラレルにせよ、プルークにせよ、切り換えがスムーズでした。
ただ山回りの部分のカービングを意識した滑りという点では。ノーマルスキーの時
から、カービングを意識して滑っていなかったせいか、時間をかけて練習しないと、
その違いとか、良さを感じとるのが難しい様に見えました。
辛口で言えば、これは山スキーヤー全体に言える事なのかもしれません。山から下
る事に一生懸命で、スキーを滑らせるといった事が、二の次に成っているからではな
いでしょうか。
昨今ヨーロッパなどに出かける方も多いし、国内もスキー場の発達等でアプローチ
が楽に成り、大きな斜面を滑る機会も増えているのに、日本の山スキーは、薮山を登
り下りするようなスキー(これもそれなりに味は有りますが)から抜けだせない。指
導をしている人たちもその意識から抜けだせない為でしょうか。
道具が良くなり、滑り易く成ったと言う事は、それだけ体の負担も軽くなるし、安
全性も増す事にもなるのですから、まず、正しいスキーをやる事が大切だと思うので
すが。山スキーも滑りが素晴らしくないと、若い人たちに受け入れられないスポーツ
に成ってしまいますし。
村上 記