期日
:2000年12月9日(土)〜10日(日)
参加者:15人 CL内野了子 矢口政武 武田則子 倉崎次雄 成瀬恵美子 細田凱子 山本美子 佐藤啓子 小林迪子
皆森昭巳 榊陽 森達男 杉原鉄夫
ゲスト:木村由佳里
猪俣恵美子
今シーズンのゲレンデ初滑りに、ラ・ランドネから参加者は15名(前泊6人、夜行4人、当日の新幹線5人)。雪を心配していたスキー場ですが、積雪40cm。ゲレンデ以外に雪はなく、熊笹の青々としたスキー場は初めてでした。 周囲を見渡して、遠くに見える白い所はすべてスキー場。少し雪が降ったとはいえ、ここまで人工降雪機でスキー場ができてしまうのかな、と驚きました。温暖化で、そのうちスキーができなくなるのではないかしら、皆で環境を守りましょう。これでは、狭山やザウスでスキーをするのと同じだ、という思い。雪質はマアマアで、お天気も良く、楽しい2日間でした。 初日は、午前9時にゲレンデ集合。指導員研修1組とレベルアップ2組に分かれ、私たちのレベルアップ教室は栃木スキー協の谷津先生。皆初滑りなので、雪に慣れるため思い思いに2回ほど滑った後、切れるターンとずらしながら滑る練習をしました。山の雪質が変わっても自由自在に滑れるように、何よりも大事なのはどちらもスキー板の良い位置に乗るということでした。 私はオートルートに行って、斜滑降ができればどんな所でも滑れると思っていたのが悪雪とはいえ満足にできず悔しい思いをしました。 今シーズンはゲレンデで上手く滑れるようになりたいと参加しましたが、そう簡単には行きません。谷津先生の滑りは、まるで風が吹いて揺れているような華麗さ。いつになったら、自由自在にスキーを操ることができるのかしら?
夜は、食事の後、ミーティング。各クラブの代表が挨拶し、その後はクラス毎に明日の課題などを話し合いました。 2日目も午前9時に集合。11時まで2時間の課題は、新雪や悪雪のためのジャンプターン。実際に山で荷を背にした感触をつかむため、12キロ程度のザックを交代で背負って滑る練習も。初めは、ゲレンデであんな大きなザックを!と思いましたが、さすが山屋さん、皆さん上手に滑っていました。 サア! 今年の山スキーに今回の講習が生きるよう神様に祈るのみ。(記:内野)
もう1組のレベルアップ教室は、東京スキー協(三多摩山スキークラブ)の川上先生。丁寧な説明でわかりやすく、しかも「褒めて育てる」教え方でした。一度に幾つものことを覚えなくて良いので、50歳代後半の私も何とかついていけました。(記:杉原)
指導員研修組は、大阪の山岡指導員のもと、ランドネからは矢口が参加し、研修を修了しました。(記:矢口)
[費用]
○研修参加費
硯川ホテル1泊2食 講習1日半 傷害保険を含み 1万5000円
○東京==長野 新幹線・自由席・往復
1万4940円
○長野駅東口==硯川 バス往復 3600円
○リフト 「初滑り2日券」 8500円
[参考]
志賀高原の初滑りは熊ノ湯が安心。年々、初滑り適期が遅くなっているため、12月上旬に滑走可能なスキー場は限られている。熊ノ湯は北斜面で標高も高く、スノーマシン完備のため、他のゲレンデが滑れないときでも、OKのことが多い。ただし、今回の日程では、スキー場バスの運行も、JR割引切符「スノーライナー」も翌週からだったため、アクセスが不便だった。
杉原 記