岩木山 個人山行

岩木山

概要

日程:2024年 4月14日(日) 岩木山

4月14日(日) 岩木山

天候:晴れ
参加者:角田

百沢スキー場駐車場 6:50…岩木山・山頂10:30-鳥海山大斜面滑走-百沢スキー場駐車場12:20

 会山行として雪倉岳を計画するも参加希望者は無し。天気の予報はまずまずなので、単独で行くことも考えたが、前々から岩木山にも行ってみたいと思っていた。2月に行った八甲田大岳山頂から見た岩木山に、今シーズンに行きたいなと思っていたからだ。雪の状態は、雪倉はまだ先に延ばしても大丈夫そうだが、岩木山は行くなら今でしょ!と思い、急遽岩木山に行くことにする。
 丁度青森の中泊というところに年の離れた従姉弟がいて、その人も前は山スキーをやっていたということで連絡をして、泊まらせてもらうことにした。話す中で従姉弟の娘婿が山岳ガイドをしていることを知らされ、岩木山の情報を仕入れる。最初はヤマレコの情報から、新弥生ルートから登り、大黒沢を滑走することを考えていたが、娘婿の情報では今年雪が特に少なく、沢割れも酷いとのこと、むしろ百沢ルートを選択したほうがいいとのことを聞く。その娘婿は、お笑いの東野が八甲田にテレビ番組で挑戦する企画の時のガイドをやっていたことを聞かされる。東北の山のベテラン山岳ガイドのようで、その週も東野の番組企画でガイド依頼を受けているようだ。
 前日に新幹線で青森に入り、レンタカーで中泊に移動をして、翌日の準備をする。単独で行くつもりが、その従姉弟の娘婿が、企画がキャンセルになったので一緒に行きましょうということになり、急遽2人で行くことになる。
 日曜日早朝にまず岩木山神社に参拝し、百沢スキー場に移動をする。スキー場の下部には雪が全くない。シートラで10分ほど歩くとポツポツと雪が表れて、それを繋ぎながらスキー場トップに出る。そのまま尾根上を登高し、1150mくらいから右方向に移動しつつ山頂を目指す。念のために歩行アイゼンも持参をしていたが、当日は気温も高く、雪もかなり緩んでいた。結局山頂までクトーも付けることなく、シールで登頂ができた。山頂からは2月に行った八甲田山も綺麗に見えて、懐かしくもあった。快晴無風の中、山頂でゆっくりとした後に滑走の準備をする。山頂から160mほど落とした後に、左方向にトラバースをして鳥海山直下に移動をする。ここからが今日の滑走の一番美味しいところのようだ。ちょうどいい急斜面を気持ちよく中回りターンで滑る。滑走距離もあり、気持ちがいい。下のほうは黄砂の影響か、少しストップ雪もあったが、まずまずだ。最後は夏道沿いに滑り、沢を渡る手前でスキーを担ぎ、10分ほどで駐車場に着く。
 時間も早かったので、弘前城の桜祭りに行き、満開よりは1週間ほど早いようだがお花見も出来た。桜よりもお城がよかったですね。これも早く下山できたお陰です。
(角田 記)